海外で日本語を教えています

日本語教師です。ネイティブスピーカーとしてだけでなく、色んな角度から日本語を見ていきたいと思っています。

年齢じゃなく、自分のキャラに合ったポジションで。

フランス人の夫は一人っ子なのだが皆のお兄さん的な感じで、よく友達に相談されるタイプだ。今日彼の電話に聞き耳を立てていたら、どうやら10歳年上の友人Jの相談を受けているようだった。Jは仕事がうまくいっていないようで、夫は必死に彼を励ましていた。

日本だと、10歳年下の人に相談するというシチュエーションはあまりないんじゃないだろうか。年齢関係なく親しくなればタメ口になるフランスならではだなと思った。(たぶん英語圏もそうかな)私はこの点は割と気に入っている。

日本だと、年上の場合どうしてもそれらしい振る舞いが期待される。学校や会社では先輩と呼ばれるし。

大学の頃、部活にめちゃくちゃデキる後輩がいた。私なんてヘマしてばっかのダメ先輩だったので後輩に良いところなんて見せていなかったと思うのに、部活引退の時の寄せ書きに「先輩みたいな人に憧れています」みたいなことを書いていて嘘つけと思ったことがある。年齢を考慮しない世界だったら彼女の方が絶対に「先輩格」だし、夫の友人のように困ったことがあったら私も彼女に泣きついていたはずだ。

先輩なのに「先輩キャラ」じゃない人は、後輩に変に気を遣わせてしまうことがあって、結構面倒くさい。ダメ先輩の尻ぬぐいとか勘弁やで。

年齢に関わらず、自分のキャラに合ったポジションで人間関係を構築していけるのは、私には気楽でありがたい。