海外で日本語を教えています

日本語教師です。ネイティブスピーカーとしてだけでなく、色んな角度から日本語を見ていきたいと思っています。

働く女を考える。

フランスでは、新しく知り合った人から「仕事は何しているの?」とほぼ必ず聞かれる。日本だったら、相手が既婚女性とわかっていれば、そういう質問はあまりされないように感じるけれど。

でも、フランス(特に都会)では女性も働くのが当たり前なのだ。ちなみに、私の知っている人で専業主婦なのは、田舎に住む夫の親戚の奥様だけだ。その他の知人や友達は、たとえ乳飲み子が二人以上いても仕事を辞めることなく、育児休暇などを有効活用して仕事とプライベートを両立させている。

フランスではお給料があまりよくないから共働きでないと経済的にやっていけない、という切実な理由もあるだろうけど、パートナーの稼ぎが十分な場合でも、積極的に社会に参加しようと思っている女性が多いように感じる。日本でも段々女性が働くことが当たり前になりつつあるけれど、「マタハラ」が社会問題になったりする時点で、まだまだ厳しい部分があるようだ。

とはいっても、私は何もすべての女性が働くべきだと思っている訳ではないし、専業主婦を批判したい訳でもない(私だって少し前まではそうだったし)。少なくとも、働きたいと思っている女性がそうできる社会であってほしいと考えているだけだ。だって、人生の選択肢は一つしかないより、いくつかある方がいいからね。仕事かプライベートかどちらかひとつしか選べないような社会は、やっぱり健全とは言い難いんじゃないかなあ…。