海外で日本語を教えています

日本語教師です。ネイティブスピーカーとしてだけでなく、色んな角度から日本語を見ていきたいと思っています。

必殺、三角食べ&口内調味!

日本人はご飯・おかず・汁物を順番に食べるので、三角食べと言われているらしい。ご飯の後におかずを食べたりするから、ご飯に味がついていなくても大丈夫(これは、口の中で調味するので口内調味といわれるらしい)。

とはいえ、フランスにはこの習慣はない。「日本人は順番に食べるんだよ」と言ったところで、「ふうん」と言われておしまいだ。本当はマネしてほしいんだけれどね。なぜなら、三角食べは和食のエッセンスだと思うからだ。ご飯と一緒に食べるからこそおかずは少し濃い味になっている訳だし、ご飯とおかずの何ともいえないコンビネーションを味わうこともできる。さらに合間に汁物を挟むことで、口内を一度リセットできる。

でもそれを言ったところで、簡単にマネできるものでもないらしい。口内調味の習慣がないフランス人は、和食レストランでご飯を食べるときにご飯に醤油をドボドボかけて食べる。私はそれを見ると、ウォレスが何かやらかした時のグルミットのように「ありゃりゃ」と掌で顔を覆いたくなってしまう。「もう!醤油をご飯にかけていいのは、卵かけご飯と納豆の時だけ!」とつい突っ込みたくなってしまうのだ。

とはいえ、憲兵のごとく厳しく取り締まると日本人ってうるさいなあと日本人全体の評判も落としかねないので、気になりながらも見過ごしている。

それに、私自身も「三角食べおよび口内調味は一切禁止!」と言われたら戸惑うから(私はパンを食べるときも口内調味しているし)、文化の違いなんだなあと思うようにしている。・・・・・うーん、だけどご飯に醤油ぶっかけだけはどうしても気になってしまうなあ・・・。