海外で日本語を教えています

日本語教師です。ネイティブスピーカーとしてだけでなく、色んな角度から日本語を見ていきたいと思っています。

日本語教育という名のサービス

昨日ネットサーフィンをしていて、たまたま「つながろうねっト」という言語文化教育研究学会の勉強会の動画を見つけた。

www.youtube.com

なるほど。確かに私も日本語教育の商品化を感じる。私の勤務先は民間の日本語学校なので、生徒の確保は死活問題でもある。それに経営者は野心的で、学校の規模の拡大を目指している。私はそのことに特に反対している訳じゃないけれど、規模が大きくなり過ぎて管理が行き届かなくならないかは心配だ(雇われの身、しかも新米の私が心配してもしょうがないのだけれど)。

特に日本語をサービスとして学習者に提供することには異存はないけれど、教育に関しては他のサービス業(美容師とかタクシーの運転手とか)とは異なる性質があると思う。それは、お客様(学習者)に表面だけいい顔をするだけでなく、本当の意味で学習者の利益になることを考える必要があるという点だ。そのためには、多少厳しい態度をとる場面もあることだろう。

ただ単に「快」だけを提供し、その場だけで終わるのではなく、その人の人間的な成長に寄与することができたら、本当の意味で日本語教育のサービスが完成するのではないかと思う。まあ、日本語に限らず、あらゆる教育サービスはそうあるべきなのだろうけれど。

私も一人ひとりの学習者と真剣に向き合い、良い方向へ導くことができるように頑張っていきたい。